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ご協力頂いた皆様へ。

少し時間が空いているので、
収支が出たら会計報告しようと思っていたのですが、
取り急ぎ支援金についての途中経過を報告させてもらいます。

実は、今回少ない期間の活動支援金募集にも関わらず、
約30万円もの支援金を頂きました。

もともと集まっていた物資がかなりの量あり、尚かつ積載の限界があったので、
余ったスペースに新品の絵の具や学習ノートを購入して持って行ったのですが、
それでも金額的にはかなり余りました。

道中使い道について仲間達と相談していたのですが、
同行した栗山君のアイデアで、
石巻高校避難所で必要な物資を聞き、
それを東京からネット経由で購入、現地に発送という方法を取ることにしました。
余った支援金は購入資金に使わせてもらっています。

種類と量が多いので在庫確保に時間がかかっておりますが、
もう少しで全ての物資を届けることが出来そうです。

細かい収支に関しては、後日改めて報告させて頂きます。

ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。

以上、支援金についての途中報告でした。
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今朝帰ってきました。
受け取った荷物は全て渡すことが出来ました。
ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございます。
報告等はまた今度。

疲れた・・・。


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では、肩の力を抜いて石巻に行ってきたいと思います。
ご協力頂いた皆さん、ありがとうございました。

これにも参加する予定です。

http://caps.vc/

俺はともかく、日本を代表する写真家の皆さんの作品が3万円で買える機会は
おそらく他に無いと思いますので、
普段写真やグラフィック作品を購入されていない方も是非ご検討下さい。

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花うたのように。日々。
絵の具の話をしたことを少し。

石巻高校避難所のリーダーさんとお話した時、
クレヨンでもなく、クーピーでもなく、
「絵の具が欲しい」と言われた。

もちろん、クレヨンもクーピーも持っていった。スケッチブックも。沢山。
でも、絵の具。

「ユニセフから寄贈されたのだけど、すぐに使い切ってしまった」

トレーニング室の壁には、
子供達の描いた画用紙。絵の具。おもいおもいに。
文字や炎や花や家族や。草や日記や笑い顔と怒り顔。

「子供達には、描き殴ることが必要」。

愛と幻想のファシズムだったっけか。

前半に、
目をつぶったときに見える、
暗闇浮かびの光彩や色の滲みを完璧に再現する映像作家が出てきて、
すぐ死ぬんだっけか。世界を救うんだっけか。
そもそもそんなんおったんか、すっかり忘却せしめたが。

なんだか歪だ。
報道なんちゃらが嘘とか真とか。
我欲を抑制せよと宣った我が街の知事が、
電気なしで世界が成り立たんとかさ、
善意の固まりが約二週間リビングに差し込む光を遮ったりさ。

未来への希望と皆様の善意が、
光を遮ったりもするんさ。
そして、この遮った陰の中に居るのも、意外と良いんよね。
左を向けば、「プラスチック製おもちゃ、ソフトビニール人形等」とラベル。
使い道の無かったプリンタシートラベルが大活躍よね。

やまだないとさんの「エロマラ」が大好きさ。
世界中が不治の病に苛まれて、
「一人で死ぬのが怖かったので、みんな誰かと抱き合っていた。
 なんだか、世界中が抱き合っているみたいだった。」
だったっけか。

陰陽五行説の太極図ってのは、
なんであんな勾玉みたいな歪なカタチが合わさってるんかずっと不思議やった。
陰と陽しかないなら、半分に割ればいいやん!って思ってたけど、
白の中に小さな点があって、黒の中に小さな黒がある。
ほんでもって、半分に割れば良いものを、
わざわざ相手の側に食い込んで、光が陰を食って、陰が光を食って、
ふたつの白と黒が食い合ってるみたい。

太極ってのは宇宙の根源のことを指すらしいが、
なんだかひどく納得だね。

ひどく合わさったこの部屋で、
子供には描き、そして殴るようなことが必要なんだと思い馳せたわ。

なもんで、絵の具募集。
良かったら送ってやって下さいな。

5月半ばのチャリティ写真展、5月末に出版される震災の写真集に参加します。

俺は我慾を縫い合わせて、
少しの隙間で東北を、親父の故郷だったことや、
癌で死んだ盛岡のばあちゃんや、
京都で阪神震災の渦中に居ながら全然動けなかった自分に対して
ケジメをつけようとしてるだけなことを、
バンバン開いて、居直っているだけ。
ひらきいなおってるだけ。

でもどうだっていいやん。
偽善や勘違いに、さんざんっぱら感謝しとるわ。
そんなもんわかってても、どんだけ助かってきたか。

我慾の縫い糸、
ニットキャップを塗ってたつもりが、
いつのまにか隣にたまってた糸玉につながって、
セータどころかちょっとしたコートになってしまったよ、あぁすいません、
でもなんか良かったっすね。

ではでは、ローリンローリンを聴きながら。

あと、あちらでは今頃、きっと桜が綺麗だ。


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今週末の土日に被災地の石巻に行ってきます。
友人兼仕事仲間の栗山君、地元国立の幼なじみ、健太郎と三人で向かいます。

今回は、私営保育園「ひまわり保育園」の再開に向けた物資を届けてきます。

仙台で保育士をされていて、被災地支援をしている方と連絡を取り合ったところ、
公営の保育園幼稚園は物資が比較的行き渡ってるのに対し、
私営の保育所は津波でほとんどの設備が流されて再開のメドが立っていないとのこと。
前回、子ども向け物資を集めた時に車に積みきれなかったものと、
追加の支援物資を持って行きたいと思います。

それと、前回行った石巻高校トレーニング室避難所にも行けたら行きたいと思っています。
こちらは復興活動に向けた物資を少し集めたいと思っています。

それと、今回に関しては物資のストックが既にかなりあるので、
厚かましいお願いですが、僕たちの活動支援金を募集したいと思います。
具体的な使い道としては、ガソリン代、移動費、それと新品の物資購入費などに充てます。
もし余った場合、子ども向け支援金を募集している団体に寄付させてもらいます。
集まったお金に関しては、総額を明示し、
また、かかった経費に関しては東京に戻ってから項目ごとに公開します。

個人で活動しているので被災された多くの方々全てを支援することはとても出来ませんが、
自分たちなりに出来る範囲で支援の輪を繋げたいと考えています。

賛同して頂ける皆様にご協力していただければ幸いです。


(1)物資募集
・絵の具(筆、パレットとセットのもの、出来れば新品で)
・画用紙・スケッチブック(未使用)
・おんぶ紐
・こどもが見て楽しいDVD
・厚手ゴム手袋(要新品)
・薄手ビニール手袋(要新品)
・長靴(大人用)
・ウエットティッシュ(新品)


・オーディオ (CD付きラジカセ等)
・ミニコンポ
・DVDプレーヤー(動作確認済みのものに限る)

注:オーディオ、ミニコンポ、DVDプレーヤーに関しては精密機械で輸送に難ありなので、
   数をコントロールしたいと思います。
   支援して下さる方は、 発送する前に「arata.k@nifty.com」、
もしくはSNSのDMなどで加藤アラタまでご連絡下さい。

・上記の物資の発送先
152-0023  東京都目黒区八雲2-18-21 ハウス八雲第二303  加藤新宛
E-mail: arata.k@nifty.com

・上記の物資の郵送期限
4月29日(金)12時まで(要元払い)


(2)支援金の募集

・支援金の振り込み口座

三井住友銀行(目黒支店)
普通 7011934
口座名義 加藤新

募集の締め切りは4月28日とさせて頂きます。
一口千円からお願いします。
現金書留、物資と一緒に送って頂いても結構です。
申し訳ありませんが、振り込み手数料はご負担をお願いします。

よろしくお願い致します。


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石巻、湊小学校避難所にて  2011年4月9日

時間が経ってしまったけど、
先週金曜深夜出発、土曜日石巻、
日曜朝東京という強行スケジュールで被災地の石巻入りしてきました。

発端や経過は以下から参照するとして、
自分なりに感じたことを書いてみようと思います。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1702187428&owner_id=37489

http://www.tamamix.com/blogtop.html


最初に言っておきますが、
僕の場合、個人チームで石巻一カ所、しかも半日強の滞在だったので、
その全貌を知ることは出来ていません。
違う意見も多々あると思います。
また、支援をしてくれた人、被災地の方に対して失礼な表現もあるかと思いますが、
なるべく正直に、リアルに僕個人が感じたことを書くことによって、
少しでも今回の震災に対する認識を広げて行きたいと思っています。

それと、まずあやまらないといけないことがあり、
それは、今回送ってもらった物資を全て持って行けなかったことです。
これは自分の反省なのですが、
物資を募集する時に自分がコントロール出来る範囲を超えて募ってしまったため、
仕分けを手伝ってくれた相方、友人に多大なる迷惑をかけてしまいました。
増え続ける物資の運搬について、同行するスタッフにも、
時間が無い中混乱を招いてしまいました。

ぎりぎりで、今回の主旨は「演奏会」であり、
アーティストを圧迫してまで物資運搬に比重をかけてしまうのは良くない、
という判断に至り、また時間もまったくなかったため、
積み込めなかった物資は自宅に保管してあります。
全部で段ボール50個くらい集まり、そのうちの20個くらいを持ち込めました。
種類をバランス良く持ち込みました。
また、例えばお菓子に画を書いて送ってくれたデザイナーさんの物資など人の手が入っているもの、企業団体からの寄贈物資、DSやポータブルDVDなど価値の高いと思われる物資に関しては優先的に持ち込ませてもらいました。
積み込めなかった物資に関しては、しかるべき機関に届け持ち込んでもらうか、
まだ確定ではありませんが、もう一度僕自身が届けに行く予定です。
沢山の気持ちを送ってくれた皆様、本当に申し訳ありません。



行程。
東京でキャラバンをレンタル。
ガソリンを満タンにして、
お世話になっているアートディレクターの方がガソリン携行缶を貸してくれたので、
それを車に持ち込みました。
東京のスタンドだと、危険物扱いになるので入れてもらうことが難しく、
高速に乗ってからPAのスタンドで「物資を運んでいます」と言うと入れてくれる、
と助言を頂いていて、実際その通りになりました。
「物資の~」と言わなくても入れてもらえたと思います。
出発前日の大きな余震で仙台のスタンド事情が不明だったので、
それからは、福島まではこまめに満タンにして向かいました。
福島の一番北のPAではスタンドが閉鎖されていました。
宮城は(高速道路上の)スタンドやってない(停電だから)と、
東京に一番近いPAのスタンドの人に言われました。

東北道は福島に入るとかなり道が凸凹しています。
多分地震の影響で陥没したり隆起した道路を細かく埋めているので、
スピードを出すとかなり衝撃が来ます。
80km規制、50km規制の箇所があります。宮城も同様。

仙台で一度高速を出て、市内のスタンドでガソリンを入れました。
幸い7時からの開店で僕らが着いたのが7時半くらいなので、
並ぶこともなくスムーズに入れることが出来ました。
また、所々閉まっているスタンドもありましたが、概ねガソリン渋滞もなく、
電気も回復していて、思ったよりはスタンド事情は良い印象。
ただし、ここから石巻まではガソリンはありません。

仙台から石巻までは有料道路を通るのですが、
ここがだいたい後半の15kmくらいが渋滞していました。
この時点で僕は力つきて仮眠をとったので、
石巻の街に入るまでは何も見ていません。
(ちなみに、ドライバーは二人で、交代交代で運転しながら向かいました)

石巻に入ると、報道で見ていたような状況がやはりそのまま残っています。
そんなに強い匂いではないですが、市街地でも潮の香りがします。
大きめの道路は完全に、市内でも水の引いたアーケードなどでは車も通れます。
ただ、道路のど真ん中に船が転がっていたりして、通れない箇所もあります。
海から離れて行くと、車で10分くらい走れば所々崩れた古い家などがありますが、
街並としては残っています。道路も問題なく通れます。信号も大丈夫でした。

沿岸部の一番津波の被害の酷い場所は、本当に凄まじくて。
正直この瓦礫を除去するのに何人の人を投入すれば良いのか、何年かかるのか、
しかもこれが東北沿岸部一帯に広がっていると思うと気が遠くなりました。
皆言葉を失ってた。
一緒に行った木内さんが言ってた「膨大なマンパワーが必要な時がくる」という言葉は
重たかったけど、確信だと思う。
一帯ががれきになっていた場所も、車二台がすれ違うくらいに道が出来ていて、
歩くことも出来ます。自警団、自衛隊、何かを探している人、まばらに人が歩いていました。
車の往来もけっこうある。

高台に上る時、
津波が来た下の部分と来なかった上の部分の境界線がすごくはっきりしていて、
地盤のしっかりした高台上の部分は時折瓦が落ちている家があったけど、
かなり震災以前の状況のままだった気がする。
住居の窓際で子どもが普通に遊んでたのが印象的。
あまりにも様子が違い過ぎる。同じ街とは思えない。

高台から海側を臨むと、津波の被害の大きさがわかる。
震災ももちろん酷かったが、改めて、
津波によって大きなものが失われるか残るかの明暗を分けたことを実感。

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最初に訪れた湊小学校避難所でリーダーに挨拶。
物資を持って来たことを告げ、物資担当の方と話すと、内容を聞かれる。
湊小学校に必要とされているものと合致していなかったので、
段ボールひとつだけ受け取ってもらえた。
物資のことは後で書くけど、「学校が始まるので、靴を入れる袋が欲しい」と仰ってた。
ニーズはかなり細分化している。

避難所自体には入らず、炊き出しなどを行う体育館に行く。
名古屋からの大規模ボランティアが入っており、
大きなトラックから物資を中に運んでいた。30人くらいか。
詳しくはわからないけど、正規のルートを通って来ただろう物資で、
段ボールの大きさは同じ、
側面に「男性用下着20枚」など、しっかりと種類が明記されている。
この日は午後に物資のバザーのようなものがあるらしく、
段ボールは100個以上はあったと思う。すごく整理されていた。

午後になって炊き出しの時間になると、バザーに来た人、炊き出しを食べにくる人、
炊き出しを作る人、自衛隊、ボランティアなど、様々な種類の人達で体育館がごった返す。
そして体育館は暗く、やはりかなり寒い。
正直、こんな状況でライブが出来るのだろうか?
と口には出さなかったがスタッフ全員思った筈。
体育館の邪魔にならない場所にセット。電気は来てるが取るのがはばかられたので、
マイクを繋がずに「BGMのように歌おう」という話になった。

最初にセットしてると、名古屋ボランティアチームリーダーのかなり貫禄のあるおばさんに
「ここで音楽やるの!」と大きな声で言われ、
(ボランティアもリーダー格の人は皆声が大きい、避難所のリーダも。勢いがある。)
一瞬怒られるのかと思ったが、
「良いじゃないのー、どんどんやってちょうだーい!」と。
「音楽聴きたいわー」と。なんかすごくホッとした。

演奏開始。
正直、皆さんが聴き入ってくれたわけでは全然ない。
バザーも始まって人の動きも激しい。
それでも、好奇心で集まって来た子ども達やその家族、
自衛隊の炊き出しで近くで立ったまま食べている方達、
交流を持ってくれる方には皆温かい言葉を頂いた。
聴いていない人にも「迷惑がられている」印象はなく、
僕らがマイナスに思う要素は一つもなかった。

受け入れられているわけではないけれど、
迷惑がられているわけではない、
自分達にとっても避難所の人にとってもマイナスではない。
この隙間は今後被災地に入るアーティスト達にも重要なことだと思う。

沢山の笑顔の交流を見た。子ども達と自衛隊の方。
家族。ご近所同士。ボランティアスタッフと現地の人。
壁には全国から送られた支援メッセージや、御自分達で掲げたスローガン。
活力を感じた。

コンビニ等は当然空いていないので、こちらから持ち込んだ食料を食べた。

石巻高校避難所へ移動。
ここは出入りも割と厳しいと思う。
きちんとした目的、理由が無ければ入れないと思う。
何カ所からある門には人が立ち、車両一台一台にきちんと目的を問う。

石巻高校は全体をいくつかに分割して、
統合自治のような構造になっているようだ。
僕たちは「トレーニング室」という体育館の半分くらいのスペースを訪問。
行くと、マットがきちんと敷いてあって、仮説のステージを作ってくれたようだ。
湊小学校の体育館と違い、こちらは完全に避難所。
敷き詰められた布団、並んだ物資。壁にはやはりスローガンや支援メッセージ、
子ども達の描いた画。多分家族ごとに集まっているような印象。
子ども達はレクリエーションでキャンプに行っているらしく、
僕たちが訪れた午後3時にはほとんど居なかった。
トレーニング室では
子ども達の為のワークショップのようなものを3月21日から始めているらしい。

演奏開始。
セットリストを大人向けのものに変えて。
椅子を出してもらうのが悪かったし(実際無かったかもしれない)、
ギターで来てもらった沢田さんには持って行った物資の段ボールを椅子代わりに。
何人かの人達がライブを聴きに別の避難所や自宅から来ている。
最初から聴き入ってくれた人も多かったが、
最初は新聞を読んだり寝ていたりしていた人も、だんだん音楽を聴いてくれるようになった。
やはり、ちょっと胸が熱くなった。
拍手や手拍子も嬉しい。
リクエストもあった。譜面が無くて出来ないのもあったけど。
約30分程で終了。喜ばれた、と思う。
音楽を聴いてくれている皆さんの顔が本当に素敵だった。
「上を向いて歩こう」では涙を流してくれる人も居た。僕も少し泣いた。

終了後、たまちゃんは避難所の皆さんに挨拶と記念写真。
他スタッフは撤収と物資の運び込み。

被災地の子どもに絵本を送る活動をしてる団体から
段ボール2箱分の絵本を寄贈されていて、
「写真を撮って来て欲しい」と頼まれていたのでイメージカットも撮った。

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物資支援要請に、「児男女ズボン」とあって、
出発直前にこれは「成人男子、女子も含めたズボン」だと思ったが、
時間が無く修正出来なかった。やはりそうだった。避難所の床は寒い。
痛恨のミス。申し訳ない気持ちで一杯。

挨拶をしている時、皆さんとても温かかった。
何度も「頑張ってね。帰り気を付けてね。来てくれてありがとうね。」と言われた。
自分達の方が何倍も大変な状況なのに、僕らを心の底から気遣ってくれた。
勇気と元気を貰った。あの感覚は言葉にし難い。

車に乗り込むと見えなくなるまで手を振ってくれた。

帰りも同様、ガソリンをこまめに入れながら帰って来た。
首都高に入ると、同じ国、同じ大地にあんな風景があることが不思議だった。
違和感があった。大体8時間くらいの道のり。
皆を家まで送って、車を返して、自宅に戻ったのが午前3時半くらい。

翌日朝一で小倉に行って、ワークショップをした。
この話はまた別に書くと思うけど、盛り上がった4時間のワークショップの最後に、
石巻で撮った写真を参加者の人達に少し見てもらった。
九州は何かしたい気持ちがあっても、距離がありすぎるし、
電気の周波数も違うから節電も意味がない。
けど、募金箱は沢山あったし、実際皆考えてくれてる。

写真というのは自分と自分以外の全てを含めた世界=対象があって、
始めて成立するコミュニケーションツール。
写真を楽しむということは、世界に対する認識を深めること。
対象に対して心を使って行くこと、イメージすること。
今日本人には、このイメージする、という作業が求められているように思うよ。
そんな感じで閉めたと思う。

これが石巻から、ちょっと後の小倉までの僕個人の道中です。

ここからは、これから被災地に行こうと思っている人に向けて。

物資を届けたいと思っている方で、
個人やチーム等、ボランティアや公的な機関に所属していない人は、
現地の人や現地に入っているピースボートなどの団体にコンタクトを取ってから
行った方が良いと思う。飛び込みで行っても、施設に入れてもらえないこともあると思う。
個人で物資を運ぶ場合、
避難所の人とコンタクトを取って、
ピンポイントに必要なものを届けるやり方以外はちょっと想像がつかない。
僕にも少ないコネクションだけどあるので使ってくれて良い。

あと、何人かの方から今回物資の他に支援金を頂けて、
車のレンタル、ガス代等、主に移動に関する経費に使わせてもらった。
これはとても助かった。
余った数千円は自宅に着払いで届いた荷物の費用の一部にさせて貰った。
東北には継続的に支援が必要だし、期間も相当長くなると思う。
正直、持ち込む側にもかなりのコストがかかるし、こちら側が疲弊してしまっては、
運べる物も運べないという状況になる。
僕個人としては、
信頼のおける範囲からなら例えば一口1000円とかでも支援金を募るのは
全然恥ずかしいことじゃないし、むしろ必要なことだと考えている。
もう一度行く可能性があるのだが、次回はこれを採用しようと思っている。

石巻に関しては、生きるか死ぬかという段階は一度過ぎていて、
食料などの物資も広範に行き渡っているように感じた。
なので、かなりニーズは細分化していて、地域どころか避難所ごとに違うように思う。
あと、物資の「質」はかなり求められていて、
衣服等新品かそれに近いことに越したことはないと思う。

避難所に行ったら最初にリーダーに挨拶し、その後物資の配分の相談などをする。
リーダーは携帯にひっきりなしに連絡がくるし、
様々な情報を受け取って対応しているので、
なるべく現地でも折衝時間を少なくした方が良い。
物資の把握はもちろん。仕分けは必ずやっていくべき。
それも、今回全然出来なかったけど、例えば子供服だったら男女ごととか、
サイズごととか、なるべく細分化されていて分かりやすい方が良いと思う。

それと、色々無理を承知で言うと、
音楽家を始め、アーティストの方は是非現地に入ってもらいたいと思った。
出来れば物資を持って。
入り方の難しさを棚にあげて言うのは無責任きわまりないことは百も承知だが、
陸路が繋がった今、募金すること以外で、
被災者の方の心自体に作用出来るスキルを持ってる人はとても重要だと思った。

それと、これは被災していない僕の、こちら側の傲慢な意見だけど、
実際に現地の方と触れ合うことによって、直接のやりとりをすることによって、
例えば、募金や物資を集めている人のところに持って行くことによっても満たされない、
「何か足りていない違和感」みたいなものが少しクリアになってくる。
良くなる、というわけではなくて、もちろん行ってみて、
目にしてやはり全然出来ないことの方が多いのだけど、
何がどれくらい出来ないのか、
微々たることとはいえ、何が出来そうなのか、という事の境界線や形が見えてくると思う。

その認識を持って被災地以外で前向きに生活することは(もちろん貢献を考えながら)、
自分の日常にとってとても大事なことだし、ブレが少なくなるように思う。
自分自身もしっかりと生きていれば、いつか東北に直接的な何かが出来る日がきっと来る。

以上、今回の経験をなるべくそのままの気持ちで書かせてもらいました。
長文乱筆御免。

最後に、フォトグラファーとして自分が確かめたかったことは、
「被災地に笑顔はあるのか?」という問いだったのだけど、それは在った。

子ども達、みんな輝いてた。

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石巻から。

ほんと、行って良かった。

明日は小倉でワークショップ。


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個人情報だだ漏れもなんのその。
昼間友人まわりに送ったメールですが、けっこうリアクションがあるので転載します。

追加情報として、物資は中古でも大丈夫です。
もちろん、しっかりしてるにこしたことはないですが。
ズボンは要請には「児男女とも着替用ズボン」と書かれていました。
あと、俺PSPあげちゃうつもりなんですが、モンハン(古いやつ)しかソフトありません・・・。
一台を交代交代で子供達に使ってもらおうと思ってるんですが、
あげでも良いソフトある人居たら封等にでも入れて送ってくれると助かります。
(なおき、せっかく結婚式のビンゴで当てたのにすまん・・・)

俺は金曜早朝から昼遅めまで撮影なので、
不在で来たものは集荷所に取りに行く予定です。

少量からでも遠慮せず。
俺もそうだったけど、今東京に居る人に必要なのは少しのきっかけかも。

よろしくです。


<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>

Bccにて失礼します。長くなりますが申し訳ありません。

お子さんのいる(いそうな)ご友人の皆様へ


お世話になっております。
フォトグラファーの加藤アラタです。

急な話ですが、
明後日金曜日深夜出発でこの度の東北関東大震災の被災地のひとつである、
石巻の避難所、石巻高校に行くことになりました。

友人のミュージシャン、
Tamamixさんが被災地のファンの方から届いたメールをきっかけに、
被災地の子供達に音楽を届けようという主旨で、
僕はドライバー件お手伝いという役割で向かいます。

以下はたまちゃんのブログからの抜粋です。

http://www.tamamix.com/2011/04/post_4265.html


>>宮城県のファンの方より。
子供たち、お年寄りの為に歌ってくれないか。と依頼を受けました。
その話をしたら、すぐにスカイプのCMを撮影いただいた木内さんが動いて下さいました。 そして、現地へすぐに足を運んで下さいました。
色んな迷いもありました。 そして、色んな意見も頂きました。
最後に背中を押してくれたのは現地の方でした。

(以下、現地の方からのメール)
「私自身は、『寄り添うこと』がイチバン必要なことかなと感じています。頑張ろう!!
とかではなく、あくまでも心に寄り添うようなやわらかくあたたかい何かが…。
たまちゃんのやさしくあたたかい人柄、
歌声はみんなの心にスゥーっと入ってきて、あたたかい光を残してくれます。

私は、避難所で笑顔を忘れかけている人々、
子ども達にイチバン聴かせてあげたいと思っていました。 決して早くはないと思います。
なかには保守的な地域もあって、そういう地域では物資ですら嫌がられます。
実際の経験です。
ですが、他のたくさんの避難所の人々は、楽しいこと、嬉しいこと、感動すること、
そういうものを求めています。
石巻市の被災した方にも昨夜電話をしました。
たまちゃんの話をしたら、すごく有難いと言っていました。

たまちゃんの歌は、みんなをやさしく包んであたたかい気持ちにしてくれます。 」

金曜日の夜に出発して、石巻高校避難所に行ってきます。
少しでも多くの方のそばに寄り添わせてもらいたい。 温度の交換をしたい。 救援物資に関しては現在調査中。
ご協力いただけるようであれば、よろしくお願いいたします。
車は、フォトグラファーのカトウアラタくん。
そう、あらたんが出してくれることになりました。 ありがとう。ありがとう。<<


ディレクターの木内さん
ミュージシャンのTamamixちゃん
世界的な音楽家の沢田穣治さん
加藤アラタ

で向かう予定です。

たった一日しか居れないし、
今から広範に救援物資を行き渡らせるのは難しいと思いました。
そこで、ピンポイントで、ライブ会場である石巻高校の避難所の皆さんに届けられる、僕らの主旨に合ったささやかなものを集めようという話になりました。
僕個人としては、子供達に娯楽を与えたいという気持ちで向かいたいと思います。

そこで、皆さんにはお手数をかけてしまうのですが、
どんなに少なくても良いので、いくつかの物資を募りたいと思います。

1、子供用のズボン(男女)注:これは要請がありました
2、娯楽用具
  (おもちゃや塗り絵、スケッチブック、ノート、クレヨン等、
   なんでも、子供達が楽しめるもの)
3、腐らないお菓子

以上のものを加藤の自宅宛に料金着払いでご郵送していただけないでしょうか?
ただし、仕分け時間等考えると、4月8日(金)の18時までに必着出来ることが条件になります。

注:終了したので住所等削除致しました。

それと、もしご友人、お知り合いの方が居れば、このメールを転送して頂けると嬉しいです。
急な決定で準備もままならないなか、無理を言ってしまって申し訳ありません。

長文失礼しました。
どうぞよろしくお願いします。
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