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ナベ・オン・the・ナベ。

筆を滑らす。
キーボードが平たくなって、記す言葉も平たくなるだろうか。
大人計画の芝居を初めて見に行ったが、
あんなに期待を裏切らない芸を久しぶりに見た。
松尾スズキさん、モテるだろうな。
知性があって、ユーモアがあって、エロい。
今日お会いした偉大な医師もモテるだろうな。
シェイクハンドした手の、なんと力強いことか。
齢97歳、まだまだ現役のロマンティスター。

偉大と言えば、我が弟が新たな一歩を踏み出したらしい。
1年半抱えた言葉を、二人の人間に伝えたそうだ。
彼の純粋さは、世に誇るべきものがある。自慢の弟だ。

そんな弟と、先週末は49日法要と盆で盛岡へ。
孫4人と祖母の息子達(つまり親父達)で、
生が居なくなってしまった祖母宅の数々の想い出を、
サクサクと90リットルの袋へ押し込んだ。
大事なものは残されて、少し大事な物は燃やしてしまおう。
僕らは脳内のシナプスのように、
故人の記憶の中でいそしんだ。
夜毎遺品のオークションが開かれて、
僕は比較的新しい炊飯ジャーを手に入れた。
きっと美味しく炊けるだろう。

そこら中が夏だらけで、いろいろなものの、たくさんの鳴き声を聴いている。










久々更新。

先週末はアーティストの仕事で群馬へ。
PVとジャケット同時進行の24時間ロケという凄まじくも楽しい仕事をしてまいりました。

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序盤の撮影でデジカメのファインダーが真っ暗になる。
レンズを取り外すとカメラボディからミラーが飛び出た。
はぅ!
一瞬心臓も飛び出るかと思ったが、一眼レフの仕組み考えるとファインダーは
とにかく見えれば良い筈なので、取り急ぎのセロテープ処置。
いや、ちゃんと写ってるし。

翌日キャノンのサービスセンターに持ち込むと、
やはりシャッター耐久回数の5万回を越えていたので摩耗したのだろうとのこと。
2年で5万回。一日に68回のシャッター。少ないような気がする。

あまり浮かれた酒も飲まずに夏も半ば。
少し地味かもしれないが、このまま乗り切ってしまおう。

DOMINO88のアーティスト写真を撮らせて貰いました。
衣装提供、スタイリングはmean、丹羽俊介君。
ヘアメイクは渡司マサキ君。

http://www.posmusic.com/domino88/

アー写01

DOMINO88のボーカル、
Keyossie君がリリック提供したエイベックス期待のアーティスト、
Itscoちゃんの写真を撮らせて貰いました。
スタイリングはいまいゆうこさん。
こちらもヘアメイクは渡司マサキ君。

http://www.itsco.tv/index.html

イツコ03

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そして、このお二方のアーティストが共演するライブは8月8日、下北沢シェルターにて!


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てな感じで元気で写真撮っております。
PoPoyans(ポポヤンズ)のアーティスト写真を撮らせて貰いました。
とっても可愛らしい!が、しかし!
仲良くなると結構こってりした個性をお持ちのギターディオ。
梅雨の晴れ間で撮りました。

http://www.popoyans.com/


ポポ03


唄人羽(うたいびとはね)のアーティスト写真、
ジャケットリーフレットを撮らせて貰いました。

二人とも昔から知っていたけど、仕事したの初めて。
全員ヘロヘロでしたが、良いセッションでした。

http://www.hane.tv/top.html


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さあ夏だ。


ばあちゃん01


先週金曜日に祖母が逝きました。
後悔したくなかったので、弔辞をやらせてもらいました。

昔、バイト先の店長と、人間はいずれCD-ROMになる、
という話をしました。
人間は情報が詰まった入れ物で、肉体が無くなっても情報が続くなら、
その人は生きていることになるのではないか、
といった話だったように思います。

今はそう思っていたいので、私事で恐縮ですが、
こちらに書かせてもらいます。

祖母が居なくなり、遅れて東京から来た弟にハッセル(カメラ)を
フルセット持ってきてもらいました。
ばあちゃんの(そして18年前に死んだじいちゃんの)家、
通夜、告別式と沢山の写真を撮りました。
いつか、何らかの形で発表するつもりです。

「記憶の中で生き続ける」ことが本当に出来るなら、
その「記憶」を、沢山の人に分け、
ひょっとしたら、ばあちゃんを知らない人々の中に、あるいは。

大事に生きていこうと思いました。



弔辞

八重ばあちゃんへ

本来ならば、一昨日6月27日に、
約3年ぶりの再会をするはずでした。
当日の朝、東京から盛岡に向かう準備をしていると
伯母さんから電話があり、
「ばあちゃんが家で倒れていて、もしかしたら亡くなっているかもしれない」と聞きました。とにかく早く盛岡に行かねばと思い、家を出ました。
ばあちゃんの死を認めたくなかったので、喪服は用意しませんでした。
結局、新幹線の中で、悲しい知らせを受け取りました。
この喪服は、こちらで借りたものです。
たった一日、もしかしたらたった数時間だけ間に合わず、
おばあちゃんに会うことが出来ませんでした。
本当に残念で、悔しくてなりません。

一週間前、盛岡に行く日程を伝える電話をかけた時、
「健康には気をつけるように。
 寂しい時代になってしまったが、
 おばあちゃんはたくさんの人に囲まれて幸せだ。みんなに感謝している。
 まだまだ生きてやろうと思う。」
この内容を、言い方を少しだけ変えて、
10回くらいリピートしているばあちゃんの声を聞いたときは、
まさかこんなお別れが用意されているとは夢にも思いませんでした。

昨日、昼前に、たくさんのモロゾフのお菓子が盛岡の家に届きました。
多分、14時頃に行くといった僕のために、
そして離れている子供や孫たちに送る為に、
おばあちゃん自らが発注したものでした。
受け取る人が居なくなってしまった段ボールいっぱいのチョコレートに、
死してなお、
優しさや愛情を届けて来るおばあちゃんの強い意志を感じました。
それは多分、残された全ての人々に「健やかに、愛情を忘れずに生きよ!」と
投げかける最後の、執念のメッセージのように思えます。

3年前、やっとプロカメラマンになれた僕は、その報告の為に盛岡を訪れました。「写真を撮らせて欲しい」と頼むと、
「魂が取られる。フィルムがもったいない」と頑なに拒否されました。
さすが大正生まれ、手強いものです。
夜、数時間説得して喧嘩別れに終わった翌朝、
ガタガタと騒がしい音で目が覚め、
何をしているかと思って階下に降りると、
部屋中に着物と洋服を引っぱり出しているおばあちゃんがいました。
「あんたには負けた。おばあちゃんやる気になったから」と
照れ笑いで迎えてくれました。
最終的に三回も着替えて写真を撮って、東京に帰った後、
それらを自分でプリントして送りました。
とても喜んでくれたらしく、今年3月に弟が盛岡を訪れた時、
とても気に入った一枚がある、
とその時の写真を自慢げに見せたそうです。
そして、その写真がそのまま遺影に使われることになってしまいました。

教わったことは、
やる時は徹底的に、大胆に。
人生を楽しむことに対して、
真っ正面から、正直に取り組むこと。
いくつになろうとも、自らの内なる華を見出し、
輝こうとする前向きな気持ち、努力、生き方。
自分に子や孫が出来たとき、きっと語るであろう沢山の、
そして強烈な思い出を残してくれた八重ばあちゃんに
深い尊敬と感謝の念を禁じ得ません。

ばあちゃん、今まで本当にありがとう。
ばあちゃんの孫に生まれて僕はラッキーでした。
走り続けてきた分、そちらではゆっくり休んでください。
そしていつの日か、そちらであの素晴らしいお惣菜をふるまってください。

それでは、またいつか。さようなら。


2008年 2月29日   親族代表  加藤新


ばあちゃん02


六月


明日は岩手、盛岡へ。
ばあちゃんに会いに行く。

紫陽花

夜明け前


今週は九十九里に行ったり、宮崎で沢山の向日葵を見てきたり、
ばあちゃんと電話したりしました。

紫陽花が盛りです。
今日、展覧会「テンノマク」が終わった。
良いスタッフさんに囲まれた。
富士フイルムさんや日本発色さん、協力してくれた方々も多かった。
あまりギャラリーに居れなかったのだけど、想い出深い一時になった。

発表の場所を作ってくれた高嶋政伸さん、
今回の映画に誘ってくれた女優の美元には深く感謝。

そして、テント芝居は秋にも公演があります。
多分、この展覧会をやったことで、
少なからず秋公演に足を運んでくれる人が居ると思います。
それくらいの手応えは感じたし、そのことが非常に嬉しい。

今日は最後のトークショーがあり、
すごく興味深い話を沢山聞いた。
演壇に立った人々全てに共通するのは、
ある種の崇高さのようなもので。
全員が哲学者のように思えた。

僕らが、と言うと語弊があるので、僕が、
日々相対しているものとは、仕事のメジャー感や時代性、
東京というダイナミズムと、小さいけれど大切な友情や親愛。
何処かで誰かと語らったという微かな想い出。

けれど、今日のイベントで発言した人たちには、
何かもっと大きくて得体の知れないものと相対している印象を受けた。
更に言うと、ある部分そのことを受け入れきっている落ち着きがあり、
全然疲れていなかった。世の中は広いな、と思う。

高嶋政伸さん、桜井大造さん、坂本弘道さん、
遠藤ミチロウさん、白崎映美さん、
本日はありがとうございました。
教わることの多い密度のある時間を頂きました。

とにかく、なんだかよくわからないけど、頑張ろうと思う。
自分の個展のこともゆっくり進めていかなければ。
次回個展では、少しばかり日本の季節をやってみようと思います。

それでは、ごきげんよう、テンノマク。

赤38


桜井大造    http://www.yasennotsuki.com/NewFiles/hist.html
坂本弘道    http://home.catv.ne.jp/dd/piromiti/index.html
遠藤ミチロウ  http://www.apia-net.com/michiro/
白崎映美    http://www.mandicompany.co.jp/sst/sst_top_.html
旧き友へ 

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デザイナー丹羽俊介くん率いる「mean」の展示会が
代官山「pile cafe DAIKANYAMA」にて開催されます。
今回も音楽、映像、写真、そして、
それらの礎を成す丹羽君の服でmeanの世界観を表現しています。

今回のテーマは「シャーロック・ホームズ」。
探偵が旧い友人に手紙を書く。
それを届ける若きポストマン。
手紙を受け取る遠方の友人。

僕は撮影を担当し、写真は会場に展示されます。
映像はもちろんyumihey∞。今回はより映画に近い映像に仕上がっています。
是非meanの世界を味わいにいらしてください。


pile cafe DAIKANYAMA

152-0032
東京都渋谷区鶯谷町1-3 3F

5月27.28.29日  12:00~21:00

5月30日   12:00~19:00


mean  http://www.mean.co.jp/

yumihey∞  http://www.yumihey.com/

pile cafe DAIKANYAMA   http://www.renovationplanning.co.jp/piled/


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講堂の二人


KesikiのHPをリニューアルしました。
よかったらご覧下さい。

http://kesiki.com/

注:このブログの写真とHPは関係ありません

螺旋階段